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DIET

健康情報には科学的根拠があったり、なかったり

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―ダイエット情報に翻弄されないための基礎知識−

日頃からダイエットや健康などに興味を持っていると

様々な情報に出くわす。

今日ではテレビや雑誌などはもとより

ネットにも数多くの情報があって

信頼度の高いものもあれば

個人の体験などを綴ったブログまで

玉石混交なのが現状だ。

一般の人がこれを見抜くには

元々高いリテラシーを持っている人は別として

多くの人はそれが都市伝説レベルの話なのか

そうでない学術的根拠のある情報なのか

見分けるのも一苦労だろう。

そこで今回はそれらの見極めるためのポイントをご紹介しよう。

まず科学的根拠があるのかどうかを見る。

エビデンスという言葉を聞いたことがあると思うが

それを確認するのである。

科学的根拠にもランクがあって

1 メタアナリシス(システマティックレビュー)
2 ランダム化比較試験(前向き、治験の研究)
3 コホート研究(前向き、曝露された群が結果に向けて観察される)
4 症例対照研究(後ろ向き、被験者は既に危険因子に関与している)
5 症例報告や症例シリーズ(専門家の意見)
6 個人の感想や意見

と上から順に信頼度が高くなっている。

1 のメタアナリシスとは複数の研究結果を統合し、より高い見地から分析すること

またはそのための手法や統計解析のことで、メタ分析とかメタ解析とかいう。

科学的根拠としては最も信頼性のある内容である。

一方、ネット広告などでよく見かけるが

「○○酵素を大量に含む酵素ドリンク」などを一例にすれば

大抵は一人の研究者の報告がその根拠となっており

単なる研究者の意見であって、それが世紀の大発見かどうかは

その後、多数の研究者の行うレビューまでたどり着き

信憑性のある理論であることが承認されるまで待たねばならない。

そんなレベルの情報と言える(つまり当てにならない)。

上の順で言えば⑤に相当する。

「△△のダイエット日記」などは

一層とんでもない内容が多く

文字通り△△という個人の日記と受け取るべきものであって

真に受けると大変なことになる。

なぜならそれは単なる個人の感想であり

多くの人に当てはまる普遍的な理論ではないからだ。

ところが広告のコミュニケーション技術というのは

一のものを百に見せるような

恐ろしいことができてしまう。

つまり根拠薄弱レベルのものでも

いかにも根拠のある正しい情報のように

受け手に思わせることが可能なのである。

そんなレベルの情報を信じて

ダイエットサプリなんかを大量に買ってしまった

などという苦い経験をお持ちの方も多いはず。

健康情報やダイエット情報で無駄な時間やお金を使わないためには

それらの情報の根拠としているエビデンスレベルを確認することが

一番の防御策なのである。

どうか騙されないよう、お気をつけ下さい!

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