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DIET

ダイエットでよくある勘違い

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これまでもこのblogでお伝えして来たけど、ダイエットでよくある勘違いがある。

「体重が減りさえすればいいんだよ」ってのね。

日本人は特にこの「体重信仰」に取りつかれている人が多く

体重さえ減るなら何でもいいって

ちと正気とは思えん人がいるので困ったものだ。

 

テレビやネットで

「短期間で○○kg減!」などというフレーズを見かけるが

その内容を見ると大抵は次のようなもの。

●低糖質食や糖質制限(炭水化物の摂取量を減らしたり、全く摂取しなかったり)

●ファスティング(いわゆる断食)

●○○ダイエット(豆腐ダイエット、りんごダイエットとか食べるものを限定する)

まぁこんなものだが

どれもこれも単純に

「摂取カロリー」<「消費カロリー」

になっているだけで

これらを継続すれば大抵の人は体重が減る。

物理の法則なのだから当たり前。

中にはこれをやっても逆に体重を増やす

食い意地の張ったおデブもいたりするが(笑)。

この手の広告には

「3日で2kg減も夢じゃない!」

なんてフレーズが踊っていたりするが

それって身体のメカニズムを知っていれば当たり前のことで

「体内のエネルギーが不足すると、筋肉や肝臓に蓄えられていた糖質分(グリコーゲン)が身体から抜けるため、一緒に水分が排出される」から

結構簡単に体重が落ちる。

1gのグリコーゲンに3gの水がくっついているため

一気に体重が減るのである。

一般に体重1kgあたり10〜15g程度のグリコーゲンを貯められるので

50kgの人は最大で750gも蓄えることができる。

仮にそれの半分が抜けたとしても1.4kg減。

全部抜ければ2.8kgの減量となる。

こんなことで

「糖質制限、すごーい!」などと喜ぶのは愚の骨頂。

単にグリコーゲンと水が抜けただけで

脂肪が減った訳ではない。

体重が減ったのに逆に体脂肪率が増えた

なんて人がいる始末だ。

このように身体のことや栄養のことを正しく理解してないと

ヌカ喜びに終わる。

その上、必須エネルギーである糖質が尽きるたら

必須であるがゆえ筋肉を分解しなきゃならない。

筋肉分解→アミノ酸→糖新生

という余計な手順を身体は強いられる。

何とも間抜けな話である。

体重を減らすことにだけ執着すると

このように身体にとっては負担にしかならない。

そういう無駄をなくすためにも

正しい知識を持つ必要があるのだ。

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