「マイオカイン」という言葉を聞いたことがありますか？もし知らなかったなら、これを機にぜひ覚えておきましょう。
ギリシア語で「マイオ」は「筋」、「カイン」は「作動物質」を意味します。
これらの物質は運動により筋肉を収縮・伸展を繰り返すことで骨格筋から分泌されていることが分かってきました。
これまでも運動をすることは脳をはじめとする身体の活性化など健康増進に欠かせない要因として知られてきましたが
２０００年代になり俄然注目を集め始めたのが、この「マイオカイン」です。

その代表的な分泌物を紹介しますと
・IL-6/糖や脂肪代謝を促し、肥満や糖尿病を予防
・FGF-21/肝臓で脂肪を分解し、脂肪肝を改善
・SPARC/大腸癌の予防
・アイリシン/肥満や糖尿病を予防
・IGF-1/筋肥大の促進、認知症の予防
・BDNF/脳の神経細胞を生育
などがあります。
特にIGF-1とBDNFの働きはとても大切でIGF-1はインスリン様成長因子と呼ばれ、インスリンと協働して糖質を細胞に運ぶ役割がありますが
加えて脳内では神経細胞を活性化することが分かっています。
BDNFは脳の海馬周辺で増える脳由来神経栄養因子のことで脳の働きを向上させています。

これらは脳の働きを高めるとともに、ボケ防止やアルツハイマー予防に効果があると期待されています。
しかも体内で生成される物質であるため化学薬品のように副作用はありません。
しかしマイオカインはただボーとグータラしていても分泌されません。筋肉の動作を反復させることで分泌が促されるのです。

人間は20代後半をピークに身体的衰えが始まり40代になるとその衰えが顕著になります。
ですから老若男女を問わず運動を習慣化することがとても大切なのです。

近年では「人生100年時代」と盛んに言われていますが、この100年という寿命を豊かに全うするためには運動を習慣化させてやれば良いのです。

このように筋トレは科学的根拠のある健康法です。

私たちS T Y L E S H O W Nでは
お客様の運動習慣づくりを効果的にサポートいたします。

パーソナルトレーニングを体験してみたい方はLINEからのご予約がオススメです。